『「武豊」の瞬間 稀代の天才騎手10年の歩み』島田明宏

昨夜放送された「情熱大陸」は武豊騎手の密着映像でした。初めての取材から実に11年ぶりとなる密着取材だったとか。
確かその初めての放送も、その次も観たはず。
情熱大陸はこれまでも度々競馬関係者を取り上げています。福永祐一騎手の回は記憶に新しい・・・と思って調べたら、放送は2005年11月13日。もう5年も前でした!時が経つのは早いものですね~。

今年3月の毎日杯での落馬負傷から8月の小倉でのレース復帰、さらにヴィクトワールピサと共に挑んだ凱旋門賞などにカメラが密着していました。

そして、今回の最後の密着取材となったのが、昨日行われた菊花賞でした。
おそらく1番人気のローズキングダムで見事に菊花賞を制し、武豊騎手の今年初のG1勝利を放送して終了・・・の予定だったと思います。

私だってそうなってくれたらどんなに良かったか(涙)
でも、そう上手くはいかないのが競馬なんですよねぇ。

確か福永騎手の時は、ラインクラフトで桜花賞、シーザリオでオークスを制していて、ラインクラフトで秋華賞を制すれば・・・というところを密着していたと思いますが、その秋華賞では武豊騎手のエアメサイアにやられてしまったんでしたね。


昨日の情熱大陸にちらっと登場した島田明宏氏。武豊騎手とはプライベートでも親交があり、武騎手に関する本を何冊か出しています。

$My Sweet KEIBA

その島田明宏氏の著書『「武豊」の瞬間 稀代の天才騎手10年の歩み』。
私が持っているのは単行本ですが、既に文庫化されています。この単行本は1997年に出版されたもので、私はその年に購入したはず。まだ大学生でした。

スーパークリーク、オグリキャップ、メジロマックイーン、ダンスインザダークなどの名馬たち、あるいは兄弟子である河内騎手(現調教師)、先輩の松永幹夫騎手(現調教師)、後輩の藤田伸二騎手、そして弟武幸四郎騎手とのエピソードなんかも盛り込まれていて、「へぇ?」と思うことが色々と書かれていて、私のような武豊ファンでなくても競馬好きなら楽しめる内容だと思います。

武豊騎手とは直接関係ありませんが、これも先日テレビ「奇跡体験!アンビリバボー」でキーストンの主戦騎手として取り上げられた山本正司元調教師と松永幹夫騎手との師弟の絆の強さを感じるエピソードなどもちょっぴり書いてあります(「第7章 好敵手、武豊になれなかった男」)。

そして昨日の菊花賞でタッグを組んだ橋口調教師と武豊騎手。この二人のコンビはもうお馴染みだと思いますが、ダンスインザダークで挑んだダービー、菊花賞について書かれた「第10章 見はてぬ夢」にはこんなエピソードも。

「僕、桜花賞で橋口厩舎のイブキパーシヴに乗る予定だったでしょう。けど、あの馬が熱発明けで万全じゃなかったので、橋口先生は『他にいい騎乗馬(エアグルーヴ)がいるんだから、そっちに乗ってもいいよ』と、言ってくれた。そこまで僕のことを考えてくれた先生のためにも何とかしたい」



これは、ダンスインザダークでダービーに出走する数日前に武豊騎手が島田氏と電話で交わした会話。
そのダービーの結果はご存知の通り、フサイチコンコルドの2着に敗れたわけですが、最後の一冠をかけた菊花賞ではそのフサイチコンコルドを破って見事菊花賞を制しました。

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