【レース回顧】第24回マイルチャンピオンシップ南部杯他

祝日だった月曜に東京競馬場で開催されたマイルチャンピオンシップ南部杯。

ハナに立ちレースを引っ張ったのは、大方の予想通りエスポワールシチー。スプリンターズSで負傷した主戦の佐藤哲三騎手に代わって以前エスポワールシチーに騎乗した事のある松岡騎手が手綱を握る。

そのエスポワールシチーを見ながら2番手でレースを進めたのがドバイWC2着以来久々のトランセンド。マイペースで逃げるエスポワールシチーは、4コーナー手前でもまだ余裕の手応えでそのまま直線入り口へ。一方、トランセンドは鞍上の藤田騎手の手が動きっぱなしで、おっつけながら直線へ。

残り200mを切ってもなおエスポワールシチーが先頭。必死に前を追うトランセンドだが、外から一旦ダノンカモンに交わされる。さらに後方からすごい脚でシルクフォーチュンも迫って来る。

トランセンドを本命にしていた私が、もうダメか…と諦めかけたその時、トランセンドがもう一度ダノンカモンを差し返し、アタマ差でゴール。3着には上がり最速となる36.3秒の末脚で追い込んだシルクフォーチュン。逃げたエスポワールシチーは4着に敗れました。

それにしても、トランセンドの勝負根性には恐れ入りました。さすがG1馬、そしてドバイWC2着馬。普通ならダノンカモンに交わされた時点で終わってしまいそうなものなのに、そこから盛り返し、差し返すのだからすごい。

上位4頭の鞍上のレース後のコメント(ラジオNIKKEI)は以下の通り。

1着 トランセンド 藤田伸二騎手
「1番人気だったので、ファンの期待に応えられてよかったです。休み明けのせいか、いつもより落ち着きすぎていました。そのためスタートこそ普通に出ましたが、ちょっと行き脚がつきませんでした。最後はよく差し返して、この馬の地力を見せてくれました。次はさらにいい状態で臨めると思いますので、この馬らしいところを見せてくれると思います」

2着 ダノンカモン 福永祐一騎手
「先頭に立つとフワッとしてしまう馬なのですが、あんなに早く先頭に立つとは思っていませんでした。相手も強いですから仕方ありません」

3着 シルクフォーチュン 藤岡康太騎手
「無理せずあの位置が取れました。直線に向いてからの反応もよく、『これは』と思いましたが、道中でハミを噛んだ分でしょうか。それに本質的には1400mの方がいいですね」

4着 エスポワールシチー 松岡正海騎手
「積極的に行って、何とか凌げると思ったのですが……。馬はだいぶ戻っています。まだよくなると思います」



対抗にしたボレアスは、4コーナーを回る時は手応えに余裕があったので、いける!と思ったのですが、直線に入ってからの伸びがさっぱりで11着に終わりました。

なお、スタート直後に故障発生した地方馬ロックハンドスターですが、右上腕骨々折で予後不良となりました。菅原俊吏騎手に異常はないとの事。

結果
1着◎トランセンド(1番人気)
2着△ダノンカモン(3番人気)
3着 シルクフォーチュン(7番人気)
4着▲エスポワールシチー(2番人気)
5着 ダイショウジェット(9番人気)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6着×ランフォルセ(4番人気)
11着○ボレアス(5番人気)


日曜日に行われた2重賞、毎日王冠と京都大賞典についても簡単に。

毎日王冠を勝ったのは、東京での無敗記録を更新したダークシャドウ。

シルポートのスローペースの逃げもあり、直線では開幕週の馬場で内を突こうと内に殺到して団子状態に。ダークシャドウは、直線入り口では後方2番手。そこから馬群を割って、先に抜け出していたリアルインパクトとエイシンアポロンを捕らえて先頭でゴール。2着にはリアルインパクト、3着にはダークシャドウと一緒に追い込んだミッキードリームが入りました。

私の本命ダノンヨーヨーは6着に敗れました。ゲートは普通に出る事が出来たのに、出脚がつかないせいで結局後方からの競馬になってしまいました。最後は大外を回さずインを突いたのですが、突き抜けるほどの脚がありませんでした。

ダークシャドウはダンスインザダーク産駒らしく、ハマった時は豪快な追い込みを見せますね。個人的には正攻法の競馬で2着に踏ん張ったリアルインパクトに負けて強しの印象を受けました。

結果
1着○ダークシャドウ(1番人気)
2着▲リアルインパクト(2番人気)
3着×ミッキードリーム(5番人気)
4着 エイシンアポロン(10番人気)
5着 セイクリッドバレー(9番人気)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6着◎ダノンヨーヨー(4番人気)
7着△ナリタクリスタル(7番人気)


京都大賞典を制したのは、ローズキングダム。今年に入って惜しいレースが続いており、これが初勝利。久々でもあり、また、牡馬にしてはそれほど馬格がある方ではないので、59キロの斤量が堪えるのではないかと思っていたのですが、そんなの関係ないと言わんばかりに快勝。秋のG1に向けて楽しみとなる内容でした。

私の本命ビートブラックは何とか2着を確保。内からオウケンブルースリ、外からジャガーメイルが来ていましたが、ゴール前の最後の一伸びは鞍上の安藤勝己騎手のおかげだったと思います。ただ、ビートブラックは切れ味ではローズキングダムに敵わないだろうと思うので、出来ればローズキングダムより前がもしくはワンテンポ早く抜け出して欲しかったような気もします。まあ、それではローズキングダムのみならずオウケンブルースリやジャガーメイルにも差されていた可能性もありますけど。

浜中騎手が追い切り後に「春よりは良くなっている。」とコメントしていたオウケンブルースリが、その通りの復調ぶりを見せてくれたのは嬉しい。オウケンブルースリは好きな馬の一頭なので。

ちなみに上位3頭の鞍上のレース後のコメント(ラジオNIKKEI)は以下の通り。

1着 ローズキングダム(後藤騎手)
「今日のメンバーは、ペースや、逃げるのがどの馬になるとか分からなかったので、出てから考えようとレースに向かいました。道中はリズム良く、この馬の悪い癖を出さないように注意してレースをしました。前半、脚を温存した分、終いの伸びに繋がりました。ダービーの時以来ですが、あまりその時のイメージを引きずらないように乗りました。相変わらずいい馬です。前よりも確かに成長しています。とても59キロを背負っているとは思えない、風と一緒になっているような切れ味。GIでも乗せてもらえるように私も頑張ります」

2着 ビートブラック(安藤勝騎手)
「渋い、いい馬ですね。一旦沈みかけてまた伸びて来ました。もっと上の引き出しがありそうな感じ。もう少しピリッとして欲しいですね。とにかく長いところが良さそうな馬です」

3着 オウケンブルースリ(浜中騎手)
「春よりも調教は動いていましたし、4コーナーでは一瞬いい反応を見せました。春とは違う反応でした。状態は春よりも上がっていますし、これをきっかけに全盛期に戻ってくれるといいですね。次が楽しみになる内容でした」



さすが後藤騎手、「風と一緒になっているような切れ味」だなんて、独特な言い回しですね(笑)

結果
1着○ローズキングダム(1番人気)
2着◎ビートブラック(4番人気)
3着▲オウケンブルースリ(3番人気)
4着△ジャガーメイル(2番人気)
5着 フォゲッタブル(7番人気)
・・・・・・・・・・・・・・・・・
8着×ナムラマース(8番人気)
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2011/10/13 (Thu) 22:03

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