【レース回顧】第45回スプリンターズステークス他

久しぶりに耳にするG1のファンファーレ。さあ、いよいよスタート…というところで、思わぬアクシデント発生!何と、ビービーガルダンが放馬。一足お先にと言わんばかりに一頭で一気にゴールまで駆け抜けてしまいました。しかも、ゴール板を通過してもまだ走り足りなかったのか、そのまま2周目に突入。ようやく捕まって馬体検査を受けましたが、もちろん結果は「放馬による疲労が著しいため」発走除外。

心配だったのは、鞍上の佐藤哲三騎手。JRAのHPによると「左肋骨々折」との事。

さて、仕切り直して今度こそスタート。逃げ宣言のヘッドライナーは出脚が鈍く、テンのスピードを生かして内からパドトロワが一旦ハナに。しかし、ヘッドライナーは譲らず、何とか宣言通り逃げを打つことに成功。

4コーナー手前で早くも一杯になったヘッドライナーをパドトロワが内から交わして直線で先頭に立つと、先行していたエーシンヴァーゴウが外から、香港馬ラッキーナインは最内を突いてパドトロワに追いすがる。

一方、断然の1番人気ロケットマンはまだ馬群でもがいている。そのロケットマンを前に見ながらレースを進めていたカレンチャンは、手応え抜群。直線であっさりロケットマンを交わすと、激しい叩き合いを繰り広げているパドトロワとエーシンヴァーゴウの2頭を並ぶ間もなく抜き去り、スプリンターズSを制覇。5連勝で自身初のG1勝利を飾りました。

2着にはパドトロワ、3着にエーシンヴァーゴウ。これまで一度も連を外した事のなかったロケットマンは4着に敗れました。5着にラッキーナイン。

ダッシャーゴーゴーは、直線で伸びきれず11着と大敗。

カレンチャン、ロケットマン、ラッキーナイン、ダッシャーゴーゴーの騎手および関係者のレース後のコメント(ラジオNIKKEI)は以下の通り。

1着 カレンチャン(池添騎手)
「1回目のゲート入りの時は気合乗りも良かったのですが、待たされて2回目は馬が落ち着いてしまい、ゲートで遅れてしまいました。4コーナーでは手応え十分。追い出したらしっかり伸びてくれました。強かったです。今年初めて重賞を勝って、スプリンターの頂点に登りつめることが出来ました」

4着 ロケットマン(コーツィー騎手)
「レース前の放馬によるスタートの遅れは関係ありません。馬も非常に落ち着いていましたし、スタートも良かったです。楽しみにしてくれていた日本のファンに、ロケットマンの本来の力をお見せ出来なくて非常に残念です。勝負どころでのいつもの力強い伸びがありませんでした」

(ショー調教師)
「スタートもポジションも悪くはなかったのですが、外から来た馬に寄られて、これからという時に控えざるを得なかったため、最後の伸びを欠いてしまいました。馬体重が増えていたことも、また放馬で待たされたことも影響なかったと思います」

5着 ラッキーナイン(プレブル騎手)
「道中はスムースに運べて、理想的な形で直線を迎え、これからという時の痛い不利でした。結果は満足していませんが、最後まで粘りを見せてくれました」

(ファウンズ調教師)
「馬はよく走ってくれました。最後の直線の不利がなければ2着はあったのではないでしょうか。スプリント戦で立て直してから追い出してもすでに遅かったです」

11着 ダッシャーゴーゴー(川田騎手)
「4コーナー手前まではいいレースでしたが、直線、前をフラつく馬がいて、競馬が出来ませんでした」



せっかく本命のカレンチャンが快勝しても、ヒモ抜けでは意味無し。ラッキーナインのファウンズ調教師は「最後の直線の不利がなければ2着はあったのではないでしょうか。」とコメントしていますが、私だってラッキーナインに2着に来て欲しかったです。

ただ、「香港馬のラッキーナインとで迷ったのですが、クロフネ×トニービンのカレンチャンの方が大舞台で底力を発揮しそうだと思ったので。」という自分の予想に自己満足。血統に対する自分なりの大まかなイメージって結構大事。

ブログ予想ではカッコよくスパッと切ったロケットマンですが、ツイッターでつぶやいた通り、カレンチャンとの馬連をちょっとだけ押さえちゃいました。パドックでの馬体がよく見えたので、つい。

結果
1着◎カレンチャン(3番人気)
2着 パドトロワ(9番人気)
3着 エーシンヴァーゴウ(7番人気)
4着 ロケットマン(1番人気)
5着○ラッキーナイン(4番人気)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7着△サンカルロ(5番人気)
11着▲ダッシャーゴーゴー(2番人気)
除外×ビービーガルダン


札幌2歳Sを制したのは、POG馬でもあるグランデッツァ。まずは、スタート。普通にゲートを出てくれて、ホッと一安心。スッと先行すると直線で早くも先頭に。外からマイネルロブストが並びかけようとしますが、それを許さず。連勝で重賞制覇となりました。新馬戦で敗れたマカハにもリベンジ。

スタートで後手を踏んで最後方からの競馬となったゴールドシップは、追い込んで2着。

グランデッツァの秋山騎手のレース後のコメント(ラジオNIKKEI)は以下の通り。

勝ててよかったです。マイネルロブストが来たときに並ばれなかったので、そこでいけると思いました。距離がもっと伸びても大丈夫そうですし、今後が楽しみです



また、平田修調教師は「勝ったことで、今後に余裕ができました。短い間隔で3回競馬を使ったので、放牧に出してひと息入れます」(サンスポ)とコメント。

結果
1着◎グランデッツァ(1番人気)
2着○ゴールドシップ(2番人気)
3着△マイネルロブスト(5番人気)
4着 ベストディール(3番人気)
5着 ヒーラ(7番人気)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7着▲マカハ(4番人気)
8着×ニシノスタイル(8番人気)


シリウスSを制したのは初ダートのヤマニンキングリー。初ダートや初芝、初ブリンカーと言った初物で穴を狙うのが好きな私が、これを見逃してしまうなんて。しかも、鞍上は武豊騎手…。色んな意味でショックですが、でも、まあ武豊騎手が、兄弟子河内調教師の管理馬で重賞を勝ったのですから、良しとします。

武豊騎手のレース後のコメント(ラジオNIKKEI)は以下の通り。

スタートがよかったし、初めてのダート戦なので砂を被らないポジションでレースをしようと思っていました。楽なペースで行けましたし、手応えがよかったので押し切れると思いました。久々にこの馬の力を発揮できました。芝も走る馬ですが、ダートもいいですね。今後の選択肢が広がったのではないでしょうか



そうなんですよね。上手く砂を被らないポジションに付けていたんですよね。「あ、上手い」って思いました。

ヤマニンキングリーは、アグネスデジタル産駒。アグネスデジタルと言えば、芝、ダートの両方でG1を制したオールラウンダー。

ヤマニンキングリーの今後について河内調教師は「もう芝とダートを行ったり来たりは良くないのかな…。とりあえず番組と相談だね」(日刊スポーツ)とコメントしたようです。

一方、私の本命タガノロックオンですが、直線でジリジリとしか伸びず、4着に敗れてしまいました。

結果
1着 ヤマニンキングリー(5番人気)
2着 キングスエンブレム(4番人気)
3着 フサイチセブン(2番人気)
4着◎タガノロックオン(1番人気)
5着 ヒラボクワイルド(9番人気)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
6着×ナニハトモアレ(6番人気)
7着△メイショウブンブク(10番人気)
8着▲ウインペンタゴン(7番人気)
10着○タナトス(3番人気)


さあ、今夜は凱旋門賞!ヒルノダムール、ナカヤマフェスタ頑張れ!!
ちなみにヒルノダムールはかつてのPOG馬。それが、凱旋門賞に出走するなんて感慨深いです。
スポンサーリンク
関連記事

Trackback

2011/10/02 (Sun) 19:14

スプリンターズS(G1) 予想はコチラ 予想はハズレでした。 1着△カレンチャン 2着パドトロワ 3着△エーシンヴァーゴウ 4着○ロケットマン 5着◎ラッキーナイン 危グリーンバーディ→8人気8着 レースはパドトロワが逃げ、速いペースに。人気のロケ...

まいメモ。
2011/10/02 (Sun) 20:13

【札幌2歳S】札幌芝1800m1~5着馬の血統は左の表のようになっております。

【血統フェスティバル】blog
2011/10/02 (Sun) 21:12

第45回 スプリンターズステークス(GI) 1着10×カレンチャン 2着 3…パドトロワ 3着14×エーシンヴァーゴウ 馬連     3-10    13,030円 3連単  10-3-14   212 ...

カンマネの安心できるかわからないブログ
2011/10/02 (Sun) 22:11

可憐な撫子、黒船完封!

浪花のクマさん 穴馬券
2011/10/02 (Sun) 22:20

ゲート入りでビービーガルダンがひと暴れ。 ヤネ落として他のどの馬よりも早く馬場3周。 そして「余は満足じゃ」と、自分で引き込み線に入って退場。 そんなハプニングから始まったスプリンターズS。 シ...

CW馬なりにて歩む
2011/10/03 (Mon) 12:07

第45回スプリンターズステークスは前評判の高かった海外勢が揃って凡走。1着から3着まで日本馬が独占する中で4連勝中だった3番人気の△⑩カレンチャンが快勝しました。

マチルダベイビー!
2011/10/03 (Mon) 12:46

カレンチャン、重賞4連勝を含む5連勝でスプリント界の頂点へ。 スプリンターズS 予想 1着〇カレンチャン 2着-パドトロワ 3着△エーシンヴァーゴウ 4着△ロケットマ ...

ニュータイプ的競馬
2011/10/03 (Mon) 15:42

2011年の秋GI開幕戦で、秋の最強スプリンター決定戦・第45回スプリンターズステークス(GI・1200m)が2日、中山競馬場で行われました。「グローバル・スプリント・チャレンジ」の第7戦であるこのレース、海外から3頭が参戦。その中でも通算成績21戦17勝、連対率100...

日刊魔胃蹴

Comment

Leave a Reply


管理者にだけ表示を許可する