【レース回顧】第47回新潟記念&第6回キーンランドC

日曜日に行われた新潟記念を制したのは、武豊騎手騎乗のナリタクリスタル。昨年の覇者が今年もやってくれました。新潟記念の連覇は史上初だそうです。

スタートよく飛び出したナリタクリスタルですが、外からサンライズベガが行く構えを見せると、ハナを譲って2番手追走。離れた3番手にオペラブラーボ、ヤマニンキングリーと続きます。

私の本命シャイニーブラウンは、スタートで後手を踏んだものの、最内から徐々に位置取りを上げ、最終的には4~5番手あたりまで押し上げました。

逃げるサンライズベガの鞍上北村宏司騎手は、4コーナーで一回、直線の入り口でもう一回、後ろを振り返っていたように見えました。新潟の長い直線、すぐ後ろにピッタリくっついているナリタクリスタルの位置取り、脚色を確認してから追い出しのタイミングを計ろうとしたのでは。

直線残り400mでも、先頭に立つサンライズベガの脚色は衰えず、ひょっとしてこのままゴールまで粘り込むのかと思ったところで、満を持してナリタクリスタルがサンライズベガに馬体を合わせるように並びかけると、併せ馬の状態でゴール前まで叩き合いが続きましたが、最後はナリタクリスタルが首差抜け出し、昨年に続く新潟記念の連覇を達成しました。

3着にはセイクリッドバレー、4着にタッチミーノット。この2頭はいつもより前で競馬をしたようですが、直線で弾けず前の馬を捕らえきれませんでした。後ろから行くと届かず、前で競馬をすると弾けず。追い込み馬は展開がハマらないと難しいですね。

本命のシャイニーブラウンが7着に敗れたので馬券は外れてしまったのですが、勝ったのが武豊騎手だったので、嬉しいです。武豊騎手はこれで2週連続の重賞制覇。予想記事でも少し書きましたが、ナリタクリスタルの実力はもちろん、武豊騎手自身の調子が上向いてきているのも今回の勝因なのでは。
調子が悪い時期の武豊騎手は、逃げても差されそうだし、差しても届かなさそうな雰囲気で、実際、そうなることが多かったです。ところが、ここ最近は、逃げても粘れるし、差してもキッチリ差しきれる。そんなレースが見られるようになりました。この調子で、秋のG1でも活躍してもらいたいです。

武豊騎手とナリタクリスタルを管理する木原一良調教師のレース後のコメント(スポニチ)は、以下の通り。

武豊騎手
「ナリタクリスタルは本当に難しい馬。気が乗らないとレースをやめ、1頭になると物見をする。持っている能力は高いんだが…。でも今回は良かった。力を出し切れてホッとした」
「物見しかねないので誰かに行ってほしかった。絶好のポジションに収まった。いいペースで引っ張ってもらえたのも好都合だった」
「早く先頭に立つと、こちらは止まってしまう。もっと粘れと祈った」

木原調教師
「返し馬から物見して心配したが、豊君はこの馬のことをよく知っている。安心して任せられた」
「気持ちに問題はあるが強い馬であることは間違いない」



前を行くサンライズベガに「もっと粘れ」あるいは「がんばってくれ」(←ラジオNIKKEI)と思っていたなんて。一頭になると物見をしてしまうナリタクリスタルのクセを十分承知した上での武豊騎手の好騎乗でしたね。

結果
1着△ナリタクリスタル(5番人気)
2着×サンライズベガ(9番人気)
3着○セイクリッドバレー(3番人気)
4着 タッチミーノット(1番人気)
5着 プティプランセス(7番人気)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7着◎シャイニーブラウン(8番人気)
8着▲エオリアンハープ(2番人気)


キーンランドCを制したのは、1番人気に応えたカレンチャン。カレンチャンはこれで4連勝。一気に短距離界の主役に躍り出ました。

ただ勝っただけではなく、その勝ちっぷりが見事。他馬の厳しいマークにあいながらも、直線では自ら動いて早めに先頭に立つと、ピッタリとマークして追いすがるパドトロワと外からじわじわ差を詰めるビービーガルダンに最後まで抜かせることなく1着でゴール。前走の函館SS同様、クビ差という着差以上の強さを感じさせる勝ち方でした。4歳牝馬ながら、どことなく貫禄のあるレースぶり。

一方、先行して直線でじわじわ脚を伸ばし、最後は粘るパドトロワを交わして2着に食い込んだのが、ビービーガルダン。58キロの斤量を背負って、この結果はさすが実績馬。

以下、佐藤哲三騎手のレース後のコメント(ラジオNIKKEI)。

58キロもありましたし、完調一歩手前でしたが、一回使ってスプリンターズSで勝負できるような走りでした。最後まで前をとらえようとがんばってくれました



私は、ビービーガルダンにはどちらかというとフレッシュな状態で好走するというイメージがあるのですが。叩いて上昇するのなら、哲三騎手とは手が合うようなので、ひょっとしたら本番でも見せ場があるかもしれませんね。

直線で迷わず最内を突くなど横山騎手の好騎乗もあってケイアイアストンが4着。グランプリエンゼルとジョーカプチーノはあまり見せ場もないまま敗れてしまいました。

ビービーガルダンが2着に入ってくれたおかげで馬単、馬連的中しました!ゴール前は久しぶりに手に汗握りました。

結果
1着◎カレンチャン(1番人気)
2着×ビービーガルダン(6番人気)
3着 パドトロワ(4番人気)
4着▲ケイアイアストン(7番人気)
5着 ショウナンカザン(13番人気)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8着○グランプリエンゼル(5番人気)
9着△ジョーカプチーノ(2番人気)
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2011/08/29 (Mon) 20:36

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2011/08/29 (Mon) 21:46

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2011/08/30 (Tue) 23:22

いや先週はね、展望もする気満々だったんですけどね、気がついたら土曜日でしてね二日酔いでね…。

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